サロンカラー VS ホームカラー! vol.2
2020-11-23 (月)
Dr.Nです。
前回はヘアカラーにおいて
サロンカラーとホームカラーの
成分的な違いはないとお伝えしました。
しかし
シロウトが使うのか
それとも
プロが使うのかで
大きな差があるのです。
よって
ホームカラーとは
だれがつかってもそれなりの結果がでること。
サロンカラーは
髪の状態に合わせることで
最高の色が出せるように
つくられています。
例えるならば
軽自動車かF1カーのように。
今回ではそれについて解説します。
今回も協力にH社のT橋さんに聞いてみます。
具体的にはどんな違いがあるのでしょうか?
いくつか違いがあるんだけど
【色】が違うよ。
ホームカラーでは染ムラがでにくいように
ベースになじみのよい色調が中心だよ。
色の計算をしなくてもいいように
つくられているケースが多くて
たとえば
明るめの白髪染めでは
染まりのなじみがよくなるように
黒髪のアンダートーンにあわせて
オレンジ味のブラウンが多いんだよ。
ファッショカラーでは
鮮やかな色味よりはくすんだ色味が多く
なじみやすくつくられているんだ。
なるほど。
ではカラーの失敗が少ないように
つくられているんですね。
ただ、そのぶん
表現できる色が狭いんですね。
そそ。
イージタイプなカラー剤なんだ。
だからシロウトでもつかえるということ。
白髪が染まんなかったり、
染まりの色が大きくイメージとズレたら
売れなくなっちゃうからね。
ではサロンカラーの特徴は
どういった色味なんでしょうか?
サロンカラーはプロが使う前提だから
髪のアンダートーンを
コントロールできるように
適切な色味を選択してもらうため
幅広い色味を用意しているよ。
中にはビビッドな色があったり
薄めるクリア剤があったりと
自由に色をコントールできるようにしているよ。
ふむふむ。
サロンカラーでは
ベースに合わせた補正や
様々な色味の表現が可能なんですね。
だけど
カラーの理解が足りないと
失敗しやすいともいえるんだけどね。
美容師さんが何気なくカラーをして
お客様をキレイにしているけど
実はスゴイことなんだよね。
【まとめ】
ホームカラーは
失敗が少ないように設計されているが
色味の幅が狭い!
サロンカラーは
様々な髪の状態に合わせて
色のコントロールができる!
なおかつ
色味の幅は無限大!
次回につづく